理事長ブログ

2018年新年になってから、あっという間に上旬が終わろうとしています。
FBと連携させれば、更新も忘れないとは思うのですが。
よし、今年の目標に入れようとただいま誓いました^^

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2016年05月08日
むし歯をなくすには

理事長の宮川です

今年も歯の検診シーズンがやってまいりました。

診療室とは違う子ども達の元気な姿を直接目にするのは楽しいものです。

今年度から少し健康診断の基準が変わり、脊柱の側湾の検査が新設、色覚異常の検査の復活、

座高測定の廃止などがありました。

しかし、歯科に関してはまだまだ「う蝕(むしば)」の検査項目がほとんどです。

これだけ原因がはっきりわかっているのに、予防が完全にできないのは、まだまだ私たち歯科医の力不足なのでしょう。

「う蝕(むしば)」の原因は「細菌学的要因」「宿主要因(「歯の強さ、唾液の量・性質)」「食餌要因(糖分)」の3つに大別されます。

1.プラークコントロールで菌数を減少

2.ミュータンス菌の定着をできる限り遅らせる

3.プロバイオティクスで菌のコロニーの改善

4.フッ化物の応用で歯の質の改善、再石灰化の促進

5.シーラントで歯の形態を改善

6.よく噛むことで唾液分泌の促進

7.鼻呼吸で口腔乾燥を防止

8.砂糖(二糖類)を極力控える

9.砂糖(二糖類)をとるなら短時間、アメ・ガム・ジュースのような長時間口の中に残るような取り方をしない。

これぐらいやれば、確実にむし歯予防ができます。これらをどのように生活に組み込んでいくかを歯科医師や歯科衛生士と相談して欲しいのです。

霧島市と霧島市教育委員会では4のフッ化物応用について、最も効果の高いフッ化物洗口を 推進しています。

我々歯科医師会会員はこの素晴らしい事業を学術面からしっかりサポートしていきます。

人々が誤解や誤った情報の犠牲とならないように。

全ての子どもたちが健康な人生を全うできるように。

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2015年10月06日
フッ化物について

フッ化物の利用は科学的根拠に基づく安全なむし歯予防法です。
しかしネットで検索すると、それはもう「とんでもない毒物」のような書き方がされています。
ネットの世界は「検索されてなんぼ」「閲覧してもらってなんぼ」の世界ですから、センセーショナルな話題ほどクリックされる率が高いと言う事でしょう。
どんなに学会で否定されようが、常識的に考えて矛盾があろうが、ネットの世界では自由に発信されます。
確かに100%安全な事なんて、この世の中にはありません。(100%安全なんて言ってる人がいたら、それこそ信用出来ない)
でも私は断言出来ます。フッ化物を使用してむし歯「予防」をする危険性と、フッ化物を利用しないでむし歯「治療」をする危険性を天秤にかけたら、ダントツでむし歯治療の方が危険です。
溶解する前のフッ化物製剤が「劇薬だ」と騒いでいるひとに限って、局所麻酔薬が「劇薬」であることを知りません。
ネット時代は確かにパソコンやスマホでなんでも検索出来ます。しかしその検索結果が示すページに書いてある事が科学的に正しいかどうかは別の事なのです。

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2015年09月24日
気がつけば秋

みなさんこんにちは。
理事長の宮川です。

気がつけば秋です。
毎年であればもっと早く秋になった事に気付くのですが、今年の秋は松元院長がアメリカに短期留学している事もあって、忙しく働いているうちに秋分の日を過ぎてしまいました。
松元先生の楽しそうな写真が送られてきました。きっと大きく成長している事でしょう。月曜日に会うのが楽しみです。
秋からはルタン/ハーミィともに新しい取り組みを始めるので、いまからワクワクです。みなさんお楽しみに。

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ハーミィ都城の院長宮川です。
開院して3ヶ月があっという間に過ぎました。
最近ようやく子どもたちが、どの辺りから来院しているのかを調べてみました。そうすると高城、山之口、山田、高崎など合併後に都城市になったところや、三股町といった隣接地だけでなく、志布志やえびの市、高原町、そして曽於市の末吉や財部からもいらして下さっているのがわかりました。
考えてみれば、当院の近くにもたくさんの医療機関がありますね。
そのような伝統ある地域の医療機関として、そして地域唯一の小児歯科専門医院として、頑張っていきますね。
今月もDH新留によるHAHA親教室やりますので、是非ご参加下さい。

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都城のハーミィで診療を始めて3ヶ月が経とうとしています。霧島市のルタンでは1日に何十人という子どもたちがやってきていますが、こちらは1日に20人弱といったところです。その分お母様方や子どもたちといろんなお話ができます。
やはり、子どもたちやお母さん、お父さんがたのお話をしっかり聞く事が、小児歯科の基本であると、しみじみ思います。
週に1,2日しか霧島市のルタンはうすで診療できない分、しっかりコミュニケーションをとっていこうと思いました。
また、松元院長や若松士長と相談しながら、みなさんとしっかりコミュニケーションが取れるように、ルタンはうすのリニューアルも本気で考えます。

写真はハーミィのDr.とDHです。みんな元気でやってますよ。ちょっと懐かしい顔もありますね。

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8020運動(80歳で20本の歯を残し、なんでも自分の歯で食べましょうという運動)が平成元年に提唱されて以来四半世紀が過ぎました。歯・口の健康は全身の健康と大きく関連し、特に高齢になってからの自立して生活する能力や生活の質の維持に不可欠なものであることが明らかになってきました。むし歯と歯周病は歯を失う第一要因であり、これを予防することが健康な生活を維持することにつながります。むし歯予防はその第一歩といえるでしょう。
<早期発見・治療では遅い?>
 ところで歯にはむし歯にかかりやすい時期があります。それは歯の生えはじめから約5年間であり、ほとんどのむし歯はこの時期に出来ます。つまり人間の一生で言えば乳幼児から中学生くらいまでの間に発症を予防してしまえば、その後にむし歯にかかる可能性はかなり低くなることがわかっています。
 一方でむし歯になった歯の多くは治療によって歯を保存する処置を受けますが、生涯という長い期間で見た場合、生活習慣や口腔衛生状態が変わらないと、むし歯は再発してしまい、修復処置を繰り返しながらむし歯は重症化する傾向があります。
フッ化物の利用法
①フッ化物配合歯磨剤・フッ化物イオンスプレーやフォーム(泡剤)
②フッ化物洗口
③フッ化物歯面塗布法
①②の方法では、フッ化物が歯の表面でフッ化物イオンとなり、歯の表面が非常に溶かされにくい状態になると共に、再石灰化といって歯にカルシウムやリンを取り込み、酸で溶かされた歯を修復します。
 フッ化物配合歯磨材は、薬局・スーパーなどで市販されています。ただしうがいの出来ない低年齢児向けの歯磨剤は歯科医院で取り扱っていますので相談してみると良いでしょう。フッ化物洗口液は歯科医院でフッ化物洗口指導を受けた時に入手出来ます。薬局でも販売されていますが、歯科医院で洗口指導を受け、指示箋を受け取ってから購入しましょう。
 ③の方法では、歯の表面にフッ化カルシウムという膜ができて、これが毎日少しずつ唾液(だえき)の中に溶けていって、フッ素イオンの供給源となります。供給されるイオンの濃度は低いのですが、24時間口の中に存在するという利点があります。個人差はありますが生成されたフッ化カルシウムは数ヶ月ですべて溶解してしまいますから定期的に(3~4ヶ月に1回)塗布する必要があります。
 またこの方法は家庭で行うことはできず、歯科医院で歯科医師が行うか、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が行います。
フッ化物塗布を歯科医院で受ける場合、「う蝕多発傾向者(むし歯が出来やすい人)」と判定された場合やシーラントなどの予防処置がある一定本数処置された場合は保険適用となりますが、そうでない場合は自由診療(全額自己負担)となります。
 ①②の利用法と③の利用法では予防のメカニズムが異なりますので、この方法を併用するのが最も効果的です。
<フッ化物はいつまで利用する?>
 フッ化物のむし歯予防効果は、生えたばかりの歯に最も大きく現れますが、最近では、成人の歯根面(しこんめん)むし歯(歯の根の部分のむし歯)にも予防効果があるという研究報告もあり、フッ化物の利用は一生続けるべきといわれています。また、歯列矯正中の人や、ブリッジ・部分入れ歯を装着した人も、口腔清掃が難しいため、利用したほうが良いでしょう。
 現代人の食生活と砂糖は切っても切れない関係にあります。また砂糖の入った甘いおやつを子どもに与えないというわけにはいきません。さらに実際むし歯になる場所は、歯ブラシの毛先が届きにくいところということもあって、これまで一般的だった歯磨剤を使わない歯みがきや甘味制限では予防効果が上がりません。
 フッ化物を適切に利用することで、健康な歯を手に入れましょう。
 当院では霧島市のルタンはうす、都城市のハーミィ小児矯正歯科の両院で、フッ素塗布をはじめ、フッ化物洗口法の指導、フッ化物歯磨剤の使用法についてのアドバイスが出来ますのでお気軽にご相談ください。

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みなさん、こんにちは。
アウトスタンディング理事長の宮川尚之です。
おかげさまを持ちまして12/5に都城市で、第二のルタンはうす「ハーミィ小児矯正歯科」を開院しました。
私は10月に院長の職を松元先生に譲ってから、10年ぶりにブラブラしていましたが、今はこちらで院長として頑張ってます。
火曜日の朝方と夕方や土曜日の午後、他の日の遅い時間は国分で診療してますので、その時はみなさんとお会いできるのが楽しみです。こちらはまだまだ知れ渡っていませんので、ハーミー小児矯正歯科とかハーシー小児矯正歯科とか結構間違って表記されています。正しくはハーミィ小児矯正歯科です。本格的カフェを備えていますので「国分のルタンに通ってます」と言って頂ければ、コーヒーをごちそうしますので、是非お立ち寄り下さい。

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 みなさんこんにちは、理事長の宮川尚之です。
この10月1日から、ルタンはうす みやかわ小児矯正歯科の院長が松元一生先生になりました。
 これまで以上にルタンはうすを素晴らしい歯科医院にしていくよう、一生懸命頑張りますので、皆さまどうぞよろしくお願い致します。
 ルタンはうすもみなさまに支えられて10年目を迎えております。その間に歯科医療は大きく発展しています。ルタンはうすも会員以来、子どもたちの健康と幸福を追求し続けています。
 新しい世代となったルタンはうすの健康マジックが、どのようなものになるか、ご期待下さい。
 私はこれまで通り、理事長として診療にあたるとともに、お子様がたの健康をサポートし続けますので、よろしくおねがい致します。

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鹿児島第一中学校から職場体験の2人が3日間をルタンはうすで過ごしました。
歯科医院の様々な職種を体験する事で、社会人となってどのように社会に貢献出来るかを考えるきっかけになればと思います。
2人とも過密なスケジュールをしっかりこなしてくれました。
充実した学校生活を送って下さい。

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