お気づきの方もあるかと思いますが、最近土曜日の午後の診療は3時スタートです。土曜日は忙しいので30分は昼寝タイムかな?と考えられた方は間違いです。
実はその時間に私たちは「院内研修」を全体で行っているのです。やはりこの世界、いろんな事がどんどん進みます。また以前の常識が今日の非常識になっている場合もあります。ですから私たちは常に日々起こる問題を解決し、その解決策を探すために勉強しています。
この勉強する文化が院内に根付いて来たなあと感じられる今日この頃です。全体が集まる勉強会はこの土曜日の午後を使いますが、各職種ごとの学習会は朝の出勤前の時間を使ったり、業務終了後を使ったりしています。楽しい遊びの話をする事で院内が和やかになるという考え方もありますが、私たちルタンはうすのメンバーは「マジメな話」でつながっているメンバーでもあります。
ハッスル院長です
もうかれこれ開業してから4年半が経とうとしています。
この間は医院で取り組む事のすべてが「新しい事」でした。
私は「完璧主義」の人間ではありませんので、「できそうだ」と思ったらどんどん実行してきました。(医療技術の事ではないですよ。こちらは相手が子どもだけに、新技術の導入には慎重です )例えば思春期歯科や訪問診療など・・・。
でもここいらで新しい事の導入は一旦お休みして、今まで導入して来た事をグレードアップして、少しずつですが「一歩ずつ詰める」取り組みをしていきたいと考えています。
ハッスル院長@出張はしご中です
昨日は障害者歯科学会でした。学会で学ぶということもですが、志を同じくする人達との会話が楽しかったです。
短い時間でしたが、とても居心地が良かったです。
そのまま新幹線で東京へ移動。
今朝からツイード研究会の矯正研修です。
常に治療のレベルもアップデートしなければ、地域唯一の小児歯科専門医の責任が果たせません。でもこちらは障害者歯科学会と比べるとなんとも居心地が悪いです。
もちろん、インストラクターの先生は親切で、わたしのやる気を引き出しつつ根気よく指導してくれます。講師の先生も私たちが聞き取りやすいよう、ゆっくりとした優しい英語で講義して下さいます。
でもこの「居心地の悪さ」は、まぎれもなく私のなかに新しい知識や技術が入り込んでいる証拠です。小児歯科や障害者歯科、あるいは咬合誘導(早期小児矯正)の研修会は私のホームグラウンドです。居心地が良いのは当たり前です。
でもいつかこの世界が当たり前、そして居心地の良い空間になるよう、一生懸命努力します。今いる「居心地の良い」世界も、はじめからそうではなかったのですから。居心地の良い」場所だけにいると、自分の世界は狭いままです。どんどん自分の世界を広げていきたいと思います。
「居心地の悪いのは自分の世界が広がるって事よ」この魔法の言葉を教えてくれた妻に感謝です。